top of page
検索

みなさんは、”バイオDX”ということばを、聞いたことがありますか?

初めて聞いたという人も多いかもしれません。

”バイオDX”とは、”バイオロジー(生物学)”と”DX(デジタルトランスフォーメーション)”を掛け合わせたことばです。


世の中に広がるIoT、プログラミング、デジタル化社会ー

生物学の分野もデジタル化の流れに乗って、「膨大な遺伝情報(DNA)をデータ化し、解析する」研究分野が誕生しました。

最近話題の“卵アレルギーの人でも食べられる卵・アレルギー低減卵”の開発も、卵のDNAのデータから、卵アレルギーを引き起こす物質を特定し、研究を重ねた成果なのです。


このイベントでは、みなさんが”バイオDX”を身近に感じて、興味を持ってもらえるような内容を予定しています。



イベント詳細

〇 特別授業:研究がつなぐ未来 バイオインフォマティクスの役割

”バイオDX”の第一人者・広島大学 大学院 統合生命科学研究科の坊農先生による特別授業!膨大な遺伝情報をデータ化して、その後どうするの?など、ここでしか聞けないお話が盛りだくさん!


〇 体験型ワークショップ ※ひとりずつパソコンを使って作業します。

STEP1 ”あるたんぱく質”のDNAをデータ化し、目で見える形にしてみよう

STEP2 データ化したものを分析すると・・・見えてくる!生物のつながり!

STEP3 大学院生が、日ごろの研究で使っているツールを使って分子系統樹を作成しよう(作った系統樹は、印刷してお持ち帰りいただけます!)


当日は、広島大学大学院統合生命科学研究科の、ゲノム情報科学研究室に所属する大学院生4名がサポートします。ご安心ください!


日時 2023年11月12日(日曜日) 14:00~16:00(終了予定)

場所 東広島イノベーションラボ ミライノ+ アクセス

  (東広島市西条岡町10-10 べに屋ビル1F)

定員 10名(先着順)

   お申込み多数の場合、高校生を優先させていただきます。

   参加の可否については、11月6日(月曜日)以降ご連絡します。

参加費 無料

締切 11月5日(日曜日)※これ以降はご相談ください。

問い合わせ先 info@biodx.org(一般社団法人バイオDX推進機構)


<チラシ>








閲覧数:257回

COI-NEXTのプロジェクトの一環で実施された広島大学とキユーピー株式会社の共同研究により、主要なアレルゲンであるオボムコイドを含まない鶏卵(アレルギー低減卵)について、十分な調理・製菓適性を有することが確認されました。 今回、卵の基本的な特性および、ゆで卵・スクランブルエッグ・プリン・スポンジケーキでの調理・製菓適性を評価したところ、アレルギー低減卵は通常卵と比較して熱凝固性が高く、食感などに若干の違いはあるものの「十分な調理・製菓適性を有する」ことが確認されました。本研究成果について、2023年8月24日(木)~26日(土)に開催された公益社団法人日本食品科学工学会の第70回記念大会にて発表しました。


詳細については、以下のURLからご覧ください。




また、アレルギー低減卵の研究開発に取り組む、研究者たちの思い・今後の展開をまとめた「研究者ディスカッション」のコンテンツも公開しています。合わせて御覧ください。


閲覧数:33回

2023年8月10日に共催した、広島中央サイエンスパーク 夏休みオープンラボ!では、多くの方にご来場いただきました。




次世代シークエンサー(NGS)解析・ライブショーでは、私たちの体のひみつについて研究員から解説をしたあと、DNAを取り出す実験を行いました。

身近な食べ物であるブロッコリー、バナナ、オレンジをすりつぶしたものにゆっくり“エタノール”を注ぎ・・・・


時間が経つと、ふわふわモコモコした物体が現れました・・・これがDNAとのこと!

みなさんは興味深くコップをのぞき込んでいらっしゃいました。




その後、取り出したDNAを、機械(シークエンサー)につないで読んでいく作業を実演しました。実際目には見えないですが、読んでいる部分がチカチカ光っていたので、「DNAを読む」ということがイメージしやすかったのではないでしょうか?



また、会場内では「バイオDX」への理解を深めていただけるよう、アレルギー低減卵開発ストーリーの研究者インタビューを展示しました。




こちらのインタビューは以下のサイトでもご覧いただけます。


今後も、「バイオDX」について知っていただけるような機会を作って参ります。

ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!




閲覧数:18回
bottom of page